こんにちわ、就活アドバイザーのSINOです。唐突ですが、あなたは自分に自信がありますか。就職活動をしていると、説明会や集団ディスカッションで、ライバルとなる多くの就活生と会うことになります。そういうライバルを見ていると、こんな不安を感じたことはないでしょうか。
「まわりはみんな優秀な人ばかりだ。自分は大丈夫なのだろうか。」
周囲と自分をつい比較してしまい、「自分はだめかもしれない」と思うこともあるでしょう。でも、ちょっと考えてみてください。ライバルたちの優秀さに怯むのではなく、それを「学びの糧」に変えることができたらどうでしょう? 優秀な人たちに囲まれるということは、自分自身の成長のために、とても効果的ともいえるのです。
目次
他人と比較してしまう不安を成長に変える!
ライバルの優秀さに怯む就活生へ:アドバイザーSINOの経験からの学び
今回は、私が短大卒で住友信託銀行(現三井住友信託銀行)に入社したときの実体験を交えて、就活生の皆さんに役立つヒントをお伝えします。これからお話しする内容は、私自身の経験からの学びです。私が新卒で入社した企業は金融系企業ですが、この学びは、金融業界や特定の企業に限るものではなく、どのような職場環境でも活かせます。現在の就職活動においても、同じように応用できますので、参考にしていただければ嬉しいです。
自分の価値に気づき、ライバルから学ぶ
私が新卒で住友信託銀行に内定をいただいたとき、「本当に私がここで役立つ働きができるのだろうか?」と不安でした。私は女子短期大学を卒業しています。しかし、私が配属された不動産部は、先輩の代から大学卒ばかりが配属されてきた部署でした。私の同期も名門大学を卒業した優秀な人ばかり。短大卒の私は「場違い」と感じることも多かったのです。
でも、そんな中で気づいたのは、 「自分は自分らしく、できる範囲で全力を尽くすこと」 の大切さです。私の強みは「素直さ」と「学びたいという姿勢」でした。わからないことは「わからないので教えていただけますか?」と尋ねること。たとえ同期であっても、素直にこの姿勢を大切にしました。
力んだり、強がったり、格好つけることはせずに、自分らしく素直に学ぶことが大事なのです。そうしてきた結果、少しずつ自信をつけ、いつの間にか成長している自分がいました。
不安をチャンスに変える考え方
就職活動も、不安との戦いです。企業説明会や面接で、他の学生たちがキラキラと自信に満ちているように見えると、つい「自分なんて…」と思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、大切なのは 「他人と比較するのではなく、あなたらしさにも強みがあることに気づくこと」 です。
企業は単に「優秀そうな人」を選んでいるのではありません。 「この人と一緒に働きたい」 と思える人、そして 「熱意のある人」 を選び、採用しているのです。
あなたが持っている価値観や個性、誠実に努力を継続する姿勢などで評価されます。周囲と自分を比較して、不安になってしまうならば、こう考えてみてください。
「自分らしい強みは何か?」
「その強みを仕事や仕事でどのように発揮しようか?」
このように自分らしさを武器にして考えることで、思考をポジティブにスイッチさせること。そして、それを上手に相手に伝えるため、準備を進めましょう。
成長できる自分を味方につけるための具体的アプローチ
就活でライバルの優秀さを感じても、その劣等感を成長につなげればよいだけです。自分らしい就活を進めるための流れを以下にまとめました。
①自己分析を深める
自分の強みや経験を整理し、「自分にしかできないこと」を明確にする。
②企業研究をしっかり行う
企業が求めている人物像に自分をどうマッチさせるかを考え、自信を持って伝える。
③ほかの就活生の良い部分を見習う
説明会や面接で出会う就活生を競争相手と考えず、素直に学び、自分に取り入れる。
④「できない自分」を受け入れる
誰もが初めから完璧ではありません。「できないこと」に焦らず、周囲の力を借りながら成長する姿勢を持てば良いのです。また、無理にできるようにする必要がないものもあります。あなたらしい強みをしっかりと理解することが大事です。これは、自己理解を深めることの必要性ともつながります。
⑤小さな成功を積み重ねる
一気に成長しようとするのではなく、日々の小さな努力や成功に目を向けて、自信を少しずつ育てましょう。
不安を力に変える!ライバルから学ぶ成長術
優秀なライバルたちは決して「怖い存在」ではなく、「学びの宝庫」です。不安を感じたときこそ、それをチャンスのサインと捉えましょう。
●不安は成長のチャンスのサイン
自分を高めるための機会と考え、不安を前向きな力に変えましょう。
●周囲の良い部分を積極的に吸収する
自分にないものを素直に学ぶことで、成長のスピードが加速します。
●自分を信じて努力を重ねる
他人との比較ではなく、自分の成長にフォーカスし、コツコツ努力を続けてください。
最後に:成長できる環境を味方につけよう
今回は私の経験談をもとにお話ししましたが、これらの学びはどの職場でも通じる普遍的な考え方です。どのような環境でも、優秀な人たちに囲まれる状況で「何を学び、どう成長していくか」が大切です。
自分を信じて、ライバルたちからも学ぶ。柔軟な姿勢と、素直に学ぶ姿勢を大事にして、一歩ずつ進んでいくことが、成功への秘訣です。自分を成長させてくれるのは、周囲環境です。良いことも、そうでないことも、全てそこから学ぶ姿勢をもっていれば、怖いものなしになれます。そうすれば、未来のあなたは、今の自分が驚くほど、成長しているでしょう。
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